放送受信機廃止届

もう6年以上ウチでテレビを見ていない
ずいぶん大人になってしまい、テレビで放送されている番組に魅力を感じなくなっていたうえ、仕事の都合で深夜に帰宅することが多くなり、テレビをつけることがほとんどなくなっていた。
そんな時期に職場のスタッフがテレビを欲しがっていたので、譲ってしまったのだ。
テレビを持っている間、NHKの料金はまじめそうな集金のお兄さんが来てくれていたので、都度支払っていた。
次に集金のお兄さんが来たら、テレビを手放したんで解約する旨の話しをしようと思っていたのだが、ちょうどその頃になぜか集金のお兄さんも来なくなり、請求書だけが届くようになってしまった。
支払をしていないので当然だが、請求金額は毎回上がっていった。

1年過ぎた頃、NHKに連絡し、請求を止めてもらうように話をしたが、残債があるうちは解約させない。テレビを手放した証拠を出せ。と、電話口で冷たく言い放つ女性。取り付く島もない。
じゃあ払いませんよと終話。

で、6年以上経ち、定期的に送られてくる請求書を開けてみた。
げっ10万超えている。

いくらなんでも、10万の負債があるのはイヤだ。ってことで、再度NHKに連絡。
今度は普通の女性。担当の者から連絡させます。と
数時間後、男性から電話。
6年前にテレビを手放し、その後テレビを見ていないし所有もしていない。
で、支払う気はないのに請求書だけ送ってもらってるのは悪いんで解約する旨を伝えた。
男性は、
テレビを手放した証拠はあるか?→人に譲ったんでない。
携帯は?→今はiPhoneだし、その前はWillcomだったので、ワンセグも見られない。
今までの分を払ってもらわないと困る→イヤ誰も困らない。
その後押し問答。向こうも「ハイ、いいですよ」とは言えないんだろう。
で、ずっと請求書を送り続けていただいても払いませんよ。で結局終話。

しかし、その後届いた封筒には10万485円の請求書と、放送受信機廃止届。


何かの罠かもしれないが、とにかく届を出し、NHK受信料については自分の中では終わりにした。

ずっとテレビ無しで過ごしてきたが、ネットも新聞もあるし何の不自由もない。
もうテレビを見ることは無いかもしれないなぁ。


NHK受信料を拒否して四〇年―貧困なる精神U集