家族間でも大きなギャップ

先日、1年ぶりに家族が集る機会があった。久々に両親・弟夫婦と話をする。
が、色々話がかみ合わない。
弟は某大手都市銀行員で大阪在住、弟の嫁さんも元某大手都市銀行員。
両親はともに元地方銀行員で高知在住。
私だけが景気にめちゃくちゃ左右される、従業員数人+派遣社員たくさんのサービス業で横浜在住。

地震や停電の話は彼らにとっては、ずっと過去の話題であり、節電や余震が続いているってこともテレビの向こうの話。
阪神大震災の際も、別段被害を受けてないからか、現実感は全くない。

仕事関係の話でも、彼らには「仕事が減ってしまって従業員(ウチは派遣社員だが)を減らさなければならない」というのがわからないらしい。
「仕事が減る」=「収入が減る」=「雇用が減る」が結びつかない。
それどころか、社内でうつ病になった方々の復帰や再雇用・メンタルケアについて
一生懸命取り組んでいるらしい。地元の議員さんにも働きかけようとしていることを嬉々として話してくれる。
(病気で働けなくなっても、出世街道からははずれるが、いられるし、給料ももらえる)
いや、心身共に健康でも、仕事を失ってる方がたくさんいるんだが・・・

関東と関西はめちゃくちゃ距離があることを改めて実感。
大企業の従業員と零細企業の従業員の意識のギャップの大きさも。
「パンがなければケーキを食べればいい」って話はまったく笑えない。