シュタイアーのゴールドベルクを聴いた

レコード芸術をチラ見した時に目に入ってた、ふとタワーレコードに寄ったら、輸入盤半額だって。
気付いたらコートのポケットに入ってた。

ピアノではなくチェンバロだ。
自分にとってゴールドベルクと言えばグールド、高校生の時からなので30年近く聴きつづけている。
グールド以外にも、色々な人のゴールドベルクを聴いたが、しっくりくるものは無かった。

チェンバロのゴールドベルクもいくつか聞いたが、チェンバロの音色自体が貧相に感じるものばかりだった。

今回のシュタイアーのは違う、東海林太郎とマリアカラスぐらい違う。※見た目のイメージで
チェンバロの音色も演奏も、ものすごくリッチ!
チェンバロって、こんな多彩な多様な幅広い音を出せるのか!ってか今までのチェンバロって何?ってレベル。
でも、聴いててちょっと疲れる。
で、ペースが速い。けど繰り返してるんで演奏時間は充分。

なんかもう、これまで聞いたのとまったく別物。
これはこれでいい。得した気分。

愛聴盤になる感じはないけど、長く付き合えそう。