神奈川フィル公開リハーサル

生の音が聴きたくて、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公開リハーサルに行ってきた。
曲目は、マーラー大地の歌と10番。翌日(4/20)の定期演奏会のリハーサルだ。
12:30開場13:00開演ってことなんで、12時ちょっと過ぎにみなとみらいホールに着いたのだが、すでに長蛇の列。
いや、平日やで。メジャーな曲だし、タダってのも大きいんだろうが、音楽ファンは多いってのを実感する。ただし平均年齢は高い。私より年下に見えるのは1割もいない。

ホールに入る。
2F席ならどこでも自由に座っていい。で、2Fほぼ正面の一番前の席に座る。
舞台では、私服のままの神奈川フィルのメンバーが各々自分の楽器を鳴らしている。なんとなく、聴いたことのあるフレーズも聞こえてくる。
13時に近づくに従い、舞台上にメンバーが増えてくる。
シンバルの担当が練習?してるのが、準備運動に見える。
13時直前に、係員?がメンバーに何か説明をした後、客席に向けて注意事項のアナウンス。
まわりを見渡してみると、2F席が1/3ぐらい埋まってる感じ。並んでた時の印象よりずっと少ない。
で、開演。
チャチャーン!チャララララーン おぉっ!大地の歌 第一楽章から始めてくれた。久々の生オケ。感動。
ホールの影響なのかオケの音の出し方なのか、盛り上がるところでは高音がヒステリックに聴こえる。小粒だし線も細い。(愛聴のバーンスタイン/ウィーンフィル盤と比べるのもどうかと思うが)
指揮者の金聖響さんは、何か気に入らないところがあるらしく、何度も同じようなところで演奏を止めてテノールコンサートマスターに「そこマリーやないテレーズや」のような指示をしている。僕にはその前後の違いはわからないけど、その先に進んだんで納得したんだろう。
で、第二楽章。編成が小さくなって、おとなしめの曲調。こっちのほうが安心して聴いてられる感じ。
同じく何度か演奏を止めてアルトに何やら指示。そして再開の繰り返し。
こんな感じで、1時間の公開リハーサルはあっという間に終わってしまった。
曲を最後まで聴けないのと、1時間という時間。うーん、物足りない。まあ、しゃーないけど。

色々言っても、やっぱりライブはいいなぁ。