コバケンと読響を聴いてきた

先週、ふと生の音楽が聞きたくなったのでWebをあさっていたら、小林研一郎指揮、読売日本交響楽団で、第57回みなとみらいホリデー名曲シリーズってのがあるのを知った。

Webで見るかぎりまだ空席があるようだ。が、申し込もうにもWebからはなぜか進めない。
しょうがないので翌朝電話する。が、何度かけても話中。つながらない。2台の携帯からかわるがわるかけ続けて10分ほど、やっとお姉さんと話ができた。
残り1枚だった。

曲目は「未完成」「運命」「新世界から」。3大交響曲らしい(知らんかった)。
席は真ん中辺の13列目。最後の1枚にしては結構近い。
本物のコバケンを見るのは初めて。小さいおじいさん。
丁寧な感じで客席にもオーケストラメンバーにも挨拶。
「未完成」が始まる。
「炎の」コバケンが頭を振ってオーケストラを盛り上げようとしてるのはわかるのだが、この曲自体あまり好きな曲ではないので、何だか無理をさせてるようにしか聴こえなかった。
「運命」超メジャー曲だし大好きな曲。
第一楽章は前曲同様イマイチな感じだったが、第二楽章以降はオケも乗ってきたように思えたし、コバケンが結構頑張る読響をさらに追い立てて全編フォルッテッシモって感じで面白かった。
休憩をはさんで「新世界から」
けっこう大人な感じで静かに始まったと思ったが、やっぱりいきなり吠えさせる。
で、また落ち着かせるって繰り返し。
最後はオーケストラ全員を紹介?してまわって、最後にあいさつ。
メジャーな曲を3曲もやるのはプレッシャーだけどみなさんのおかげでよくできた。みたいな感じ。

コバケンも読響も上手いんだかどうだかはよくわからないけど、心から拍手できたし、とても楽しめた2時間だった。


ホールを出ると虹が出てた。