モーリス・ベジャール振付  ベートーヴェン「第九交響曲」

11/8(土)19:00
会場:NHKホール(渋谷)
出演:東京バレエ団/モーリス・ベジャール・バレエ団
指揮:ズービン・メータ 演奏:イスラエルフィルハーモニー管弦楽団
演目:ベートーヴェン「第九交響曲
音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
振付:モーリス・ベジャール
ってことで、濃ゆーい演奏を期待して行ったのだが、メインは東京バレエ団モーリス・ベジャール・バレエ団によるバレエのように感じた。

舞台手前ではバレエ、その奥に数メートルの高さの舞台があって、そこにメータとイスラエルフィル、その両側にコーラス。
照明も手前のバレエにあたっていて、奥の楽団は暗い中で演奏。

まあ、普通ならオーケストラは舞台手前のオーケストラピットに入り、その後ろで一段上がったところの舞台でバレエなんだろうけど、メータ&イスラエルフィルなんて豪華なバックバンドにしちゃったもんで、そっちも見せなきゃって、こんな配置になったんだろうって思う。

その配置のせいか、メータ&イスラエルフィルが遠慮してるのか、音が遠い。
演奏自体もゆるいというか締まりがないというか、これがあのイスラエルフィルなの?ってレベル。
なんだか本当にバックバンドに徹してるように思えた。


バレエの方はまったくの素人なんで、わからない。
ただ、肌の黒い方々だけが、だれもトゥシューズを履いてないのが気になったぐらいで、こんなのもあるのかーって程度。

これでS席39000円は高いなー。しかも直前には半額で叩き売られてたしなー。って感じのコンサートでした。
まあ、生メータ見られたからいいか。