世間同様に金環日食

本州では129年ぶり、首都圏では173年ぶりらしい。
「ぶり」って言われても、普通の久しぶりとは相当違う。前回を体験した人はもういないのだからかなり違和感がある。
しかし、次は北海道で2030年だと。18年後は遠すぎる。せっかくのイベントなんで参加しなくては。
幸い、7時半前後なら出勤前だし、部屋の窓から見られる。NDフィルターは用意した。

昨日は立派な日暈が出てたし、天気予報も曇りだったので厳しいかなぁと思いながら就寝。6時ごろに目が覚め、窓の外を見ると曇り、小雨もぱらついている。
虚構新聞によると「気象庁、金環日食の中止を発表」とあった。
あーあ、そういえば2009年の皆既日食も雨で見られなかったなぁと思い出しながらも、カメラを三脚にセットし、時々空を見上げる。
Twitterでは、次々と見られた報告が上がっている。横浜市民はダメらしいとの報告も。
やっぱりダメかなぁと見上げた7時25分ごろ、薄くなった雲の隙間からくっきりとした三日月みたいな光が!やった!見えた!

しかし、すぐに雲間に隠れ…次に見えたのは7時35分ごろ
ほぼ完全な輪になった状態!

またすぐに雲に隠れ、その後は出てきてくれなかった。
見えてたのはトータルでほんの1〜2分。雲間からなので金環でもない。しかし真っ白な輪、充分満足。

雲のおかげ?でNDフィルターの出番がなかった。今日以降、フィルターだけでなく日食グッズがオクに大量に出回るんだろうなぁ。

日食って、見かけ上は足の遅い(毎日48分遅い)月の向こう側を太陽が追い越して行く瞬間なんだけど、金環・皆既とか、日本で見られるかとかこだわらなければ、年に2〜3回は起こってるらしい。
調べると6/4が部分月食、6/6が金星が太陽前を通過、8/14が月が金星の前を通るって、天文系のイベントって結構あるんだなぁ
NDフィルターはしばらく持っておこう。やっぱり望遠鏡もほしいなぁ。